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小学校の入学式を彩るスーツ|女の子が可愛く見える選び方とブランド

入学・卒園・入園の準備

「娘の小学校入学式、どんなスーツを選べばいいの?」私も同じ悩みを抱えました。華やかに見せたいけれど派手すぎるのは不安、でも地味すぎても可愛さが半減してしまう…。そんな迷いを解消するのが、きちんと感と子どもらしさを両立させたコーデ選びです。

この記事では、実際に私が体験した選び方のコツや最新のブランド傾向を紹介します。初めての方でも安心して準備できる内容になっています。

入学式スーツを選ぶときの基本ポイント

フォーマル感と子どもらしさのバランス

入学式は小学校生活の最初の節目であり、家族にとっても大切な記念日です。式場に集まる保護者や子どもたちは、皆それぞれに特別な装いをしています。その中で、派手すぎると目立ちすぎてしまい、逆に地味すぎると写真に残したときに少し寂しく感じられます。

私が意識したのは、「フォーマルな雰囲気を保ちつつ、子どもらしい愛らしさをほんの少しプラスする」ことでした。具体的には、ジャケットは落ち着いたネイビーを選び、スカートはリボンがあしらわれたプリーツに。これなら式典らしいきちんと感がありつつ、娘の笑顔にもよく似合う可愛らしさを演出できます。

動きやすさと着心地

入学式は短時間で終わるイメージを持っていましたが、実際は説明や記念撮影などで1〜2時間はかかります。椅子に座ったり立ち上がったりする動作も多く、スーツの着心地はとても重要だと感じました。試着のとき、娘に「どう?動きにくくない?」と聞くと、あるジャケットでは「肩がちょっと重たい…」と答え、別のスーツでは「これなら走れそう!」と笑顔になりました。

やはり子ども自身が感じる動きやすさは信頼できます。裏地が柔らかく、肌触りのいい素材や、少しストレッチ性のある布地を選んでおくと、長時間でも快適に過ごせます。「動きやすい=安心して笑顔で式に参加できる」ということを実感しました。

サイズ選びの工夫

入学式は春先の4月に行われます。気温が読みにくく、肌寒い日もあればぽかぽか陽気の日もあります。そのため「どうせすぐ大きくなるから」と思って大きめを選びすぎると、当日の写真でだらしなく見えてしまうことがあります。

私は七五三や発表会でも着られるように、やや余裕のあるサイズを選びましたが、袖丈やスカート丈は必ず鏡の前で確認しました。袖は手の甲にかかりすぎない、スカートは膝丈から少し上くらい、というバランスを意識しました。

また、寒さ対策としては、インナーにカーディガンや白タイツを組み合わせることで調整ができます。「大きさよりも丈感のバランス」を優先して選ぶのが、後から見返したときに満足できるコツだと感じます。

人気ブランドとショップの傾向

百貨店ブランドの安心感

百貨店で扱う「組曲KIDS」「メゾピアノ」「TOCCA BAMBINI」などは、生地の質感や縫製の丁寧さ、サイズ展開の細やかさが魅力です。実際に手に取ると、襟まわりのステッチやボタンの艶、裏地の滑らかさまで差が出ます。店員さんがコーデ一式を提案してくれるので、「ジャケットはネイビー、リボンは淡いピンク、靴下はレースで抜け感」といった組み合わせもその場で試せました

試着室が広く、鏡が大きいのもありがたいポイント。価格はセットで2〜5万円が目安ですが、兄弟姉妹での着回しや撮影時の仕上がりを考えると満足度は高めでした。「記念写真の仕上がりにこだわるなら、百貨店で“素材とサイズ感”を実物確認」はやっぱり強いと感じます。

また、在庫が動きやすいのは12〜2月。早めに見に行くとサイズと色が揃っていて、取り寄せ対応もしてもらえました。アクセサリーやコサージュも同系色でまとめやすく、親子リンクもしやすいです。

イオンや西松屋など量販店の実用性

量販店の良さは、とにかく選びやすさと実用性。イオンのフォーマルシリーズは、ジャケット+ワンピース(もしくはスカート)の王道セットが多く、1〜2万円台で一式が揃います。西松屋やしまむらは1万円を切る価格帯もあり、予備の白ブラウスや靴下を同時に買えるのが便利でした。店内で複数サイズを気軽に持ち込んで試着できるので、娘が「動きやすい」と言ったサイズをそのまま選べます。

量販店はシルエットが「標準体型」を想定していることが多いので、肩幅や袖丈の差が出やすい子は必ず試着を。裾上げは基本的に不要ですが、ウエスト調整ができるデザインを選ぶと安心です。「“価格・在庫・試着のしやすさ”で迷いを一気に解消できるのが量販店」という実感があり、我が家は靴下と靴を量販店で揃えてコストを抑えました。兄弟分の色合わせも同じ売り場で完結できるのが地味に助かります。

ネット通販の選択肢

楽天・Amazon・ブランド公式オンラインは、デザインの幅広さとレビューの蓄積が最大の武器。私もまずはネットで「身長115cm・やや細身・ネイビー希望」と条件を入れて、レビューで“実寸”と“着用写真”を確認しました。サイズ表だけだと不安でも、実際の写真や「普段は120、これはワンサイズ上でちょうど」の声が決め手になります。

到着後すぐに室内で試着し、合わなければ返品可能なショップを選ぶのがコツ。入学式直前は在庫が動くので、2月中旬までに一度注文→サイズ確認→必要なら交換、のスケジュール感が安心でした。

ネット限定デザインや、ジャケット・ワンピ・ブラウス・リボン・コサージュ・ソックスまで揃った“全部入りセット”は、届いたらそのまま当日OKという手軽さ。「レビューの“サイズ感の声”と“返品条件”を最優先にショップを選ぶ」だけで、失敗率がぐっと下がります。撮影用にヘアアクセとタイツだけ別途追加して、写真写りを底上げするのもおすすめです。

この3ルート(百貨店・量販店・ネット)には、それぞれ強みがあります。記念写真の完成度を上げたいなら百貨店、家計と実用性を両立させるなら量販店、デザインの幅と在庫確保のしやすさならネット。家族の優先軸(写真・価格・時短)を決めてから選ぶと、ぶれずに気持ちよく準備が進みます。

最新スタイルのトレンド

セットアップ+ワンピース

ここ数年の王道は、ジャケット+ワンピースのきちんとセット。式典ではジャケットを羽織り、教室移動や写真撮影のときはワンピースだけで軽やかに、と使い分けができます。素材は「ミニツイード風」「ポンチ(適度な伸縮)」「さらっとしたジョーゼット風」が人気。丸襟やノーカラー、ウエストにさりげない切り替えが入ったAラインは、座ったときも形が崩れにくく写真映えします。

我が家は、ネイビーのノーカラージャケットに、胸元リボンを取り外せる半袖ワンピースを選びました。春先の寒さにはカーディガンをバッグに忍ばせ、式中はフォーマル、帰り道は軽やかに。「式典はジャケット、普段はワンピだけで着回す」が、後々まで使えてコスパも満足度も高かったです。

カラーの選び方

定番はネイビー・チャコール・グレー。そこに今年はベージュやグレージュ、くすみピンク、ダスティブルーの“やわらかな色”が仲間入りしています。淡色は光を拾いやすく、屋外撮影でふんわり見えるのが魅力。ただし全身を淡くするとぼんやりするので、靴やリボンで締め色を入れるのがコツです。

母の装いと色をリンクさせると統一感が生まれ、家族写真が一段きれいに。私はネイビーのスーツ、娘はネイビー×白、夫はグレーで、並んだときの明暗バランスを意識しました。背景が校庭の緑や校舎の白壁なら、迷ったらネイビー×白のコントラストが失敗なし。靴は黒またはネイビー、ソックスは白かオフ白を合わせると清潔感が出ます。

小物で差をつける

仕上げは小物。コサージュは直径5〜7cm程度が上品で、色はジャケットと同系か、ワンピースのアクセントに合わせます。リボンタイは取り外し可能だと、写真の雰囲気を変えられて便利。ヘアはハーフアップ+細めのサテンリボンが軽やかで、動いても崩れにくいです。

足元は白レースソックスで可憐に、気温が低ければ白タイツで防寒。靴は面ファスナー付きのメリージェーンだと着脱がスムーズで歩きやすいです。入学式は荷物が多くなるので、子ども用のミニサブバッグ(上履き袋兼用)を用意すると写真のときに手元が整います。小物は三点までに絞ると、ごちゃつかず“上品な余白”が生まれます。

わが家の体験談|選ぶまでの流れ

母と娘の会話から

最初は完全に平行線でした。私が「ネイビーなら式典で浮かないよ」と言えば、娘は「でもピンクがかわいい!」の一点張り。そこで、まずはスマホで“いいなと思うコーデ”をそれぞれ5つずつ保存し、似ているポイントを探しました。

色は違っても、丸襟やリボン、プリーツなど「可愛いと思う要素」は共通。次に、家にある白ブラウスや靴下で簡易コーデを作り、鏡の前で並んで写真を撮ってみました。娘は自分の姿を客観的に見て、「ジャケットは濃い色が顔がしまって見えるんだね」と納得。

最終的に、ジャケットはネイビー、リボンとヘアアクセはピンクで“可愛さ”を残す折衷案に落ち着きました。「親の安心感」と「子どものトキメキ」を両立できる妥協点を一緒に探すことが、いちばんの近道だと実感しました。

試着の大切さ

写真やレビューだけで決めかけたセットがありましたが、実物を着せてみると肩がつっぱって腕が上がりにくい…。それ以来、試着は“3動作チェック”がわが家のルールに。

①座って膝が出すぎないか、②両腕を上げて肩周りに突っ張りがないか、③しゃがんで裾が重く感じないか。さらに、室内で10分ほど歩いてみて、裏地の擦れやタグのチクチク感、ウエストのゴムの締め付けも確認しました。靴とソックスを当日用で合わせると、足元のバランスも把握できます。

ネット購入のときは、返品条件(タグを外さない・室内試着のみ)を先にチェックし、届いたら即試着→合わなければすぐ交換申請、の流れでタイムロスを防止。「一度は必ず動いて試す」ことで、見た目の“好き”と着心地の“安心”を両取りできました。

式当日の様子

当日の朝は冷え込みが強く、薄手タイツだと不安だったので、厚手の白タイツに変更。靴は面ファスナーのメリージェーンで脱ぎ履きがスムーズでした。教室移動のときはジャケットを脱いでワンピースにし、写真撮影ではまた羽織ってメリハリを。バッグには小さなソーイングセット、替えのリボン、予備のタイツ、毛玉取りミニブラシ、ウェットティッシュを忍ばせておき、記念撮影前にサッと身だしなみチェック。

お昼前に気温が上がってきたので、首元だけスカーフ風の細リボンに付け替えたら表情が軽くなりました。帰宅後に写真を見返しても、色のコントラストと丈感がちょうど良くて満足。前夜の「一式を着せて最終通しリハーサル」をしておいたおかげで、当日は“迷わない・崩れない・焦らない”で乗り切れました。

ママパパの服装とのバランス

母親のスーツ選び

入学式は“きちんと+春らしさ”が合言葉。黒・ネイビー・グレーが定番ですが、白やベージュのブラウス、淡色のコサージュ・スカーフで柔らかさを足すと一気に晴れの日の表情になります。素材はミニツイードや滑らかなウール混、ジョーゼット風が上品。スカートは膝下〜ミモレ丈だと椅子に座った写真も美しく、パンツはセンタープレスのテーパードが脚長に見えます。ヒールは3〜5cmのプレーンパンプス(艶控えめ)に、肌なじみの良いストッキングが安心。バッグはA4が入るセミフォーマルで、装飾は最小限に。ネイルはピンクベージュ系、香水は控えめが無難です。NGは極端な露出、派手すぎるラメ、ロゴ強調のバッグ。

私は娘のネイビーに合わせてネイビースーツ+白ブラウス、パールを一点だけ。写真の仕上がりを見て、「盛りすぎないほうが背景となじむ」と実感しました。“黒一色で喪の印象にならないよう、どこか一つを春色やパールでやわらげる”のが小さなコツです。

父親のスーツとの統一感

父親はダークグレーかネイビーが王道。黒はフォーマル度が高く硬く見えがちなので、ネクタイで春らしさを加えます。ネクタイはネイビー小紋、シルバー、淡いブルーやサックスの無地が◎。ポケットチーフはTVフォールドで白一択にすると清潔感が出て、写真でも映えます。

シャツは青みの入った白(ブロードやロイヤルオックス)だと顔色が明るく、襟先はレギュラーが無難。ベルトと靴は黒で統一し、つま先はプレーントゥまたはストレートチップに。靴は前夜に磨き、靴下は座ったときに素肌が見えない丈を。コートは薄手のトレンチやステンカラーで、式場ではクロークに預けてスーツを見せるのがスマートです。

我が家は夫をミディアムグレー、私と娘をネイビー基調にし、三人で“明暗の段差”を作る配置に。“家族写真は父=中間色、母子=統一色でコントラストを作ると全体が整って見える”ので、肩が触れる距離で並ぶだけでも印象がぐっと締まります。

まとめ|女の子の入学式スーツは「きちんと+可愛さ+着回し」で選ぼう

娘の入学式スーツを選ぶとき、私が一番大切にしたのは「本人の気持ちも尊重すること」でした。きちんと感や流行はもちろん大事ですが、子ども自身が「これを着たい!」と思えるかどうかが当日の笑顔につながります。これから準備をする方は、ぜひ娘さんと一緒に楽しく選んでみてください。写真にも心にも残る大切な一着に出会えるはずです。

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