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お墓参りの時間帯は朝が良い?午後や夕方はNGなのか徹底解説

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法事・贈答・マナー集

お墓参りって、いつ行くのがいいんだろう…と悩んだことありませんか?
私も子どもを連れてお墓参りに行くたび、「この時間で大丈夫かな」「午後からじゃ遅いかな」と気になっていました。

今回は、私の体験談を交えながら、お墓参りに最適な時間帯と避けるべきタイミングについてまとめました。
忙しい子育て世代でも無理なくお参りできるよう、わかりやすくお伝えします。

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お墓参りは午前中が基本

朝にお参りする理由

お墓参りは一般的に午前中が良いとされています。
私も小さい頃から、母に「お墓参りは朝のうちに済ませたほうがいいよ」と言われて育ってきました。
当時は「なんで?」と素直に聞けずにいましたが、大人になって調べてみると、ちゃんと理由があることを知りました。

仏教では、午前中は一日の始まりで空気も澄んでいるため、清らかな気持ちでお参りできると考えられています。
特に朝のひんやりした空気の中で手を合わせると、気持ちも引き締まり、心がスッと落ち着く感じがしますよね。

また、午後になると陽が傾き始めるので、「日が落ちる前に帰るべき」とする地域も多いそうです。
祖母もよく「暗くなるまでに帰ってこないと、ご先祖様が心配するよ」と言っていました。
当時は迷信みたいに感じていましたが、今思えば、家族がみんな元気で帰ってこられるようにという願いが込められていたのかもしれません。

私の体験談

去年のお彼岸に、朝9時頃に娘を連れてお墓参りに行ったんです。
いつもは休日の朝はゆっくり寝ている娘も、「今日はお墓参りだから早起きしようね」と前日に話していたおかげか、眠そうにしながらも頑張って起きてくれました。

車で30分ほどかけてお墓に着いたときには、空気がひんやりしていてとても気持ちよくて。
草むしりや掃除もしやすく、娘も小さな手でほうきを持って一生懸命掃いてくれました。

「ママ、このお花きれいだね」「じいじ喜んでるかな?」と、子どもなりにご先祖様を思いやる気持ちが芽生えていることに、私も心が温かくなりました。

お参りを終えて帰る頃には、すでに太陽が少しずつ強くなってきていて、「やっぱり午前中に来て良かったね」と娘と二人で話したのを覚えています。

帰りの車の中で、「次はいつ行く?」と娘が聞いてきたとき、子どもにとってもお墓参りが嫌な行事じゃなく、大切な家族の時間になっていることがとても嬉しかったです。

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午後のお墓参りはダメなの?

とはいえ、共働き家庭だと午前中に行けないこともありますよね。
我が家も平日はもちろん、土日も娘の習い事や買い物で午前中はバタバタしがちです。

特にお彼岸やお盆の時期って、親戚への挨拶や家の用事もあって「午前中に行かなきゃ」とわかっていても、どうしても午後になってしまうことがあります。

午後でも問題ない場合

宗派や地域によっては、午後でも問題ないとされているところも多いです。
実際、私の実家では「午前中が良いけど、午後でも失礼ではないよ」と母が言っていました。

我が家も去年の秋のお彼岸は、午前中に娘のピアノ発表会があったので、お墓参りは午後3時頃になりました。

最初は「こんな時間で大丈夫かな…」と心配していた私に、夫が「気持ちが大事だから大丈夫だよ」と言ってくれて。
お墓に着いたときは陽が傾き始めていましたが、涼しくて掃除もしやすく、むしろ娘も「暑くないからラクだね」とニコニコしながらお花を供えてくれました。

遅い時間は避けたほうがいい理由

ただし、夕方以降のお参りは避けたほうがいいとよく聞きます。
私の祖母もよく「日が沈むまでに帰っておいで」と言っていました。

暗くなる時間帯は、霊を連れて帰るとも言われたりして、縁起が悪いと考える方もいるからです。
特に子どもの頃は、母に「暗くなるとご先祖様が寂しがるからね」と言われて、なんだか怖くて急いで帰った思い出があります。

それに、夕方以降はお墓の足元も見えにくくなって危ないですし、防犯面でもあまり良くないですよね。

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真夏や真冬のお墓参りは時間帯に注意

季節によっても、お墓参りの時間帯には気をつけたいですね。
特に小さな子ども連れだと、暑さや寒さで体調を崩してしまわないか心配になります。

夏は朝早くがおすすめ

真夏のお墓参りは、朝8時頃までに済ませるのが理想です。
去年のお盆、私たちは朝ゆっくりしてしまって、10時頃にお墓に着きました。
その時点で気温はすでに30度近くあって、駐車場からお墓まで歩くだけで汗だくに。

娘も「暑いよ〜もう帰りたい…」とぐずり始めてしまい、お花を供えるのも慌ただしくなってしまいました。
結局、掃除も軽くしかできず、私自身も「ごめんね、もっと早く来れば良かったね」と申し訳ない気持ちに。

それ以来、お盆のお墓参りは朝6時半に家を出発するようにしています。
朝の空気はひんやりしていて気持ちよく、娘も「涼しくて気持ちいいね」と機嫌よく手を合わせてくれました。

水分補給や日傘、帽子は必須ですし、私は日焼け止めも忘れずに塗るようにしています。
夫は「首の後ろが焼ける」と言ってタオルを首に巻いていました(笑)。
小さなことですが、こうした準備で家族全員が快適にお参りできます。

冬は昼前後がベスト

逆に冬のお墓参りは、寒すぎる朝よりも、少し陽が昇ってからの10時〜12時頃が良いと感じます。

去年の1月、お正月のお墓参りに朝8時半頃行ったときは、とにかく寒くて、私も娘も手がかじかんでしまいました。
お花をお供えするにも手袋を外さないといけなくて、娘は「手が冷たすぎる〜!」と泣きそうに。

その後、義母に「冬は昼前くらいがちょうどいいよ」と教えてもらい、翌週、改めて11時頃に行ってみたんです。
すると、日が差していて暖かく、掃除もしやすくて、娘も「今日はあったかいね」と笑顔に。
私も「やっぱり時間帯って大事だな」と実感しました。

冬場は防寒対策として、カイロや厚手の靴下、風を通さない上着を着ていくと安心です。
夫は寒がりなので、モコモコのダウンにマフラーで完全防備していて、「そこまで?!」と娘に笑われていました(笑)。
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お墓参りで避けるべき時間帯

改めて、避けたほうがいい時間帯について詳しくお伝えします。

夕方〜夜間

夕方から夜にかけてのお墓参りは避けたほうが良いと言われています。
暗くなると足元も危なく、お墓の周りは舗装されていない場所も多いため、小さな子どもや高齢の家族が一緒だと特に心配です。

私も以前、夕方5時過ぎにお墓参りをしたことがあるのですが、あたりが薄暗くなり始めていて、娘が「なんか怖いね…」と私の腕にしがみついてきました。

また、祖母から「暗い時間にお参りすると霊を連れて帰るって言われてるよ」と教えられたこともあり、なんとなく気持ちの面でも落ち着かないものがあります。

防犯面でも、夜のお墓は人通りが少なくなるため、女性や子ども連れで行くのは避けたほうが安心ですね。

猛暑の昼過ぎ

真夏の昼過ぎのお墓参りも要注意です。
熱中症のリスクが高い時間帯なので、小さな子ども連れの場合は特に気をつけたいですね。

去年のお盆、義父母と予定が合わず、13時頃にお墓参りに行ったのですが、駐車場からお墓まで歩くだけで汗だくに。
娘も「暑い、歩けない…」と泣きそうになり、私も「無理させたくないな」と思いながら、結局掃除は簡単に済ませるだけで終わってしまいました。

帰りの車では冷房を強めてもなかなか体が冷えず、夫が「やっぱりこんな時間に行ったらダメだね」と反省していました。

夏場はできる限り朝早く行くか、どうしても昼過ぎになるなら短時間で済ませるようにしましょう。
そして、水筒に冷たい麦茶やスポーツドリンクを入れて持って行くのがおすすめです。

天候の悪い日

雨の日や風が強い日も、お墓参りには適していません。
お墓周辺は土や砂利道が多いので、雨でぬかるんで足元が滑りやすくなりますし、傘を差して掃除やお花を供えるのも大変です。

以前、台風が近づいている日に無理してお墓参りに行こうとしたことがありましたが、母に「そんな日に行かなくてもいいよ。危ないから延期しなさい」と言われました。

実際、雨の日は掃除も中途半端になりがちで、風が強いとせっかく供えたお花や線香も飛ばされてしまいます。

無理して行くよりも、天気の良い日に改めてお参りするほうが、ご先祖様も安心して見守ってくれる気がします。

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家族で無理のない時間帯を選ぶことが大切

結局のところ、お墓参りは気持ちが一番大事だと私は思っています。
もちろんマナーや習慣も大切ですが、「絶対この時間じゃないとダメ」と思い込む必要はありません。

大切なのは、ご先祖様を想う気持ちと、家族みんなが元気にお参りできることだと感じます。

体調や予定に合わせて

私も以前、風邪気味の日に「今日がお彼岸の入りだから、行かないと…」と無理して支度をしていたことがありました。
でもそんな私を見た夫が、「体調が悪いなら別の日でもいいよ。お参りは元気に行ってこそだよ」と声をかけてくれたんです。

そのときは、「たしかにこの状態で行っても、まともに掃除もできないし、ご先祖様も心配するかもな…」と思い直し、結局翌日に延期しました。

翌日は体調も回復していて、娘も一緒に朝から張り切って準備をしてくれました。
「今日はママ元気だね」「昨日よりいいお天気だし!」と娘がニコニコしていて、その笑顔を見たとき、「無理して行かなくて良かったな」と心から思いました。

子どもにも楽しい思い出に

せっかくのお墓参り、「暑かった」「寒かった」「疲れた」だけじゃなく、「また行きたいな」と思える経験にしてあげたいですよね。

私も子どもの頃、母と一緒にお墓参りに行ったあとは、帰りに近くの和菓子屋さんでお団子を買ってもらうのが楽しみでした。

先日も、娘とお墓参りに行った帰りに「がんばってお掃除してくれたから、帰りにアイス買おうか」と言ったら、「やったー!お墓参りって楽しいね」と笑顔を見せてくれました。

お墓参りは、ご先祖様を大切にする気持ちを育てると同時に、家族の絆を深める時間でもあると思います。
だからこそ、無理なく気持ちよく行ける時間帯を選んで、「今日もありがとう」の気持ちを伝えたいですね。

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まとめ|お墓参りは午前中がおすすめ。でも気持ちが何より大切

お墓参りに最適なのは、やはり午前中。
でも午後でも問題ない場合もあるので、無理のない時間帯を選ぶことが大切です。
夕方や夜間、真夏の昼過ぎは避けて、安全で気持ちよくお参りしてくださいね。
忙しい毎日ですが、家族で静かに手を合わせる時間は、子どもにとっても大切な思い出になると思います。

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