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引越し初日にやることリスト|子育て家庭が失敗しない優先順位と準備のコツ

引越し・一人暮らし

引越しの初日って、何から手をつければいいか迷いませんか?
私も家族で引越したとき、「荷ほどき?手続き?まずは何を?」と、段ボールに囲まれながら立ち尽くしたのを覚えています。特に小さな子どもがいると、最低限の生活環境を整えるのが最優先。慌てずスムーズに初日を過ごすためには、順番と優先度が大切なんです。

この記事では、「引越し初日にやるべきこと」を、私の実体験と一緒に具体的なリスト形式で紹介します。家族みんなが安心して新生活を始められるよう、当日中に済ませたいことを一つずつ整理していきましょう。

生活の基盤を整える:まずは「住むための準備」

電気・水道・ガスの確認と開通

引越し初日は、何よりも「住める状態を整える」ことが最優先です。
そのために欠かせないのが、電気・水道・ガスといったライフラインの確認。これらが使えないと、どんなに荷ほどきが進んでも生活が始まりません。

電気はブレーカーを上げるだけで通電するケースがほとんどですが、まれに契約手続きが済んでいないと電気がつかない場合もあります。夜になって真っ暗な中で慌てないよう、まずは玄関を入ったらブレーカーを上げて確認を。電球が切れていないかも一緒に見ておくと安心です。

水道も同様に、蛇口をひねって水が出るか、給湯器が正常に動くかをチェックします。新居の蛇口には空気が混ざって「ボコッ」と音がすることもあるので、最初は少しずつ開いて様子を見ましょう。特に子どもがいる家庭では、手洗いやトイレが使えるかどうかがすぐに影響します。

ガスは立ち会いが必要なことが多く、開栓作業の日程を忘れると夜にお風呂が使えない…なんてことも。我が家も一度、立ち会いをうっかり忘れてしまい、夜にお風呂に入れず、娘を寝かしつけたあとに銭湯を探す羽目になりました。ガスの開栓予約は「引越し日が決まった時点で最優先」と覚えておきましょう。

また、立ち会いの際は作業員が「火がちゃんとつくか」「給湯器が使えるか」をチェックしてくれるので、その場で一緒に確認を。もしガスコンロを新しく購入して持ち込む場合は、設置・接続作業を安全のためにプロに依頼しておくと安心です。

照明・カーテンの設置

新居に到着したら、次に大事なのが照明とカーテン。
特に夕方以降の引越しだと、外が暗くなってから「リビングが真っ暗!」「寝室に光が入って寝られない!」というトラブルになりがちです。照明とカーテンは、到着後すぐに設置する“マストアイテム”です。

まずは、寝室・リビング・子ども部屋など生活の中心となる部屋から優先して取り付けましょう。LED照明は取り付け方が簡単なものが多いですが、脚立を使う場合は転倒に注意。家族で協力しながら、明るさのチェックもしておきます。

カーテンも、サイズを間違えてしまうと取り付けられないことがあるため、事前に窓のサイズをメモしておくとスムーズ。特に子どもが寝る部屋は、「遮光カーテン+レース」のセットを最優先に取り付けましょう。
私も引越しのとき、寝室のカーテンを後回しにしてしまい、夜になってから外から丸見えになってしまったことがありました。結局、タオルケットをカーテン代わりに吊るして、なんとか一晩しのいだ苦い思い出です。

また、カーテンを閉めることで防犯対策にもなります。外から部屋の様子が見えにくくなるため、特に新居では早めの設置が安心です。

冷蔵庫・洗濯機など大型家電の設置確認

大型家電は、引越し業者が搬入・設置してくれることが多いですが、「動作確認」までは自分の目でチェックすることが大切です。

冷蔵庫は、運搬中の揺れで内部の冷却液が偏っているため、設置後すぐに電源を入れず、2〜3時間ほど置いてからコンセントを差し込むのが基本。すぐに電源を入れてしまうと、故障や冷却不良の原因になることがあります。設置場所の周囲に少し余裕を持たせ、放熱スペースを確保しておくのもポイントです。

洗濯機は、蛇口と給水ホースの接続部分から水漏れがないかをしっかり確認。洗濯機パン(排水トレイ)がある場合は、排水ホースが正しく差し込まれているかも忘れずにチェックします。
もし接続に不安がある場合は、引越し業者やメーカー指定の取り付けサービスを利用すると安心。私も以前、自分で取り付けようとして排水ホースがうまくはまらず、初回の洗濯で床がびしょ濡れになってしまいました。

また、子育て家庭では、子どもの服やタオル、食事用エプロンなど、洗濯物が多く出るため、「初日から洗濯ができる状態」を作っておくと安心です。
さらに、電子レンジや炊飯器、ポットなど、日常的に使う家電もコンセントの位置を確認しながら、最低限の使える状態にしておくと、翌日の朝食準備もスムーズに進みます。

このように、引越し初日は「使える」「暮らせる」状態を整えることが最優先。
ライフライン・明かり・家電の3本柱を押さえることで、「今日からこの家で暮らせる」という実感が湧き、安心して一日を締めくくることができます。

家族の生活スペースをつくる:最低限の「暮らしの形」

寝る場所を確保する

引越し初日、どんなに荷ほどきが進まなくても、「寝る場所を確保すること」だけは最優先です。
段ボールの山を前にして「片づけなきゃ」と焦ってしまいがちですが、1日中の作業で体も心もヘトヘト。そんな中で快適な寝床が整っているだけで、疲労感もずいぶん違います。

まずは家族分のマットレスや布団、枕、毛布を出して、寝室やリビングの一角に仮寝スペースを作りましょう。特に小さな子どもがいる場合、眠くなるとぐずりやすいため、早めの準備が大切です。我が家でも娘が「お布団敷けた!」と嬉しそうに手伝ってくれて、その瞬間だけで新しいおうちが“我が家”になったような温かさを感じました。

寝具を出すときは、掃除機やコロコロを使って床のホコリを軽く取っておくと快適です。カーペットを敷く予定がある場合も、まずは最低限のスペースを確保しておけば十分。
「今日は寝られたらOK」「片づけは明日」と割り切ることが、初日の心の余裕をつくります。

また、寝る位置を決める際には、コンセントの位置やエアコンの風向きも確認しておくと◎。スマホの充電や子どもの寝冷え防止にも役立ちます。

トイレ・お風呂の準備

新しい生活を始めるうえで、トイレとお風呂を気持ちよく使えるように整えることも重要です。
まずトイレは、トイレットペーパーと掃除シートをすぐ取り出せるようにしておくこと。入居前の清掃がされていても、見えない汚れやホコリが残っていることも多いので、軽く拭き上げておくと安心です。特に小さな子どもがいる家庭では、トイレの明るさや段差、スリッパの位置もチェックしておくと夜中も安全。

お風呂も同様に、シャンプー・ボディソープ・タオル・着替えをセットで準備しましょう。
「今日だけはシャワーで済ませよう」と思っていても、荷ほどきや掃除で汗をかくので、しっかりお湯に浸かりたくなるもの。浴槽を使う前に、軽く洗剤でこすってからお湯をためると気分もスッキリします。

私たちは引越し初日、娘と一緒に「新しいお風呂だね!」と言いながら、スポンジでこすって掃除しました。お風呂の中から「ここピカピカになった!」と嬉しそうに話してくれて、疲れた一日の中にも笑顔が生まれました。“作業の合間に家族で楽しむ時間”をつくることが、初日の不安をやわらげるコツです。

もしガスの立ち会いが間に合わずお湯が出ない場合は、コインシャワーや銭湯の場所を事前に調べておくと安心。特に子どもがいる家庭では、無理せず「今日は特別な銭湯デー」と気持ちを切り替えて楽しむのもありです。

食事の準備と買い出し

引越し初日は冷蔵庫も落ち着いておらず、キッチンも片づけ途中。無理に自炊をしようとせず、“今日だけはラクをする”ことが大事です。
私たちは「今日はごほうびデー」として、近くのスーパーでお弁当を買いました。温かいお惣菜や、子どもの好きな唐揚げやハンバーグを選ぶと、慣れない環境でも笑顔が増えます。

食事の場所も、段ボールの上にテーブルクロスを敷いたり、床にレジャーシートを広げたりすれば、ちょっとしたピクニック気分に。子どもも「キャンプみたい!」と喜んでくれて、引越し初日の夕食が特別な時間に変わります。

そして、翌日の朝ごはんだけは忘れずに確保しておきましょう。
パン・牛乳・ヨーグルトなど、調理が不要なものを準備しておくと、翌朝バタバタせずに済みます。子どものお気に入りのおやつや飲み物も一緒に買っておくと、安心感につながります。

また、スーパーの場所や営業時間もこのタイミングで確認しておくと、翌日以降の生活がぐっと楽になります。新居の近くにどんなお店があるかを家族で探検がてら歩いてみるのもおすすめです。外の空気を吸うことで気分転換にもなり、「ここが新しい街なんだ」と実感がわいてきます。

引越し初日は、「すべてを完璧に整える日」ではなく、“家族が安心して眠れる環境を整える日”
寝る場所・水回り・食事、この3つを押さえることで、どんなに疲れていても穏やかに一日を締めくくることができます。
「今日はここまでできたね」とお互いをねぎらい、明日からの新生活に向けて少しずつ歩み始めましょう。

住所・手続き関係の初日チェックポイント

郵便物の転送確認

転居届を出していても、反映までにタイムラグがあることがあります。初日〜数日は、旧居のポストを確認するか、管理会社・大家さんに一時的な受け取り協力をお願いしておくと安心です。重要書類(学校・園、保険、カード会社、役所関係)は届きやすい時期なので、家族で「誰がいつ確認するか」を決めておきます。
私も一度、娘の園からのお便りが旧住所に届いていて、夕方ギリギリで回収できたことがありました。日中は荷ほどきで動けないので、夜の散歩ついでに回収すると気分転換にも。
チェックのポイント

  • 旧居ポストを1〜2週間は定期確認

  • 表札・郵便受けの名札が新居にあるか(宛名不明で戻りを防ぐ)

  • 不要DMは「受取拒否・返送」とメモして投函
    最優先は、旧居に届き得る“期限つき書類”の取り逃しを防ぐこと。

宅配サービス・ネット通販の住所変更

「あとでやろう」は事故のもと。とくに定期便は、自動で旧住所へ出荷されがちです。初日に“いつも使うもの”だけでも住所を更新しておくと、翌日以降がとても楽になります。
まずは家族でスマホを出し合い、次のカテゴリを一気に更新していきます。

  • EC:Amazon/楽天/ヨドバシなどのアドレス帳

  • 食材・水:生協・食材宅配・ウォーターサーバーの配送先

  • 配送アプリ:置き配場所・宅配ボックス利用可否の設定

  • サブスクの物理配送:定期便のスキップ/お届け先変更

  • 請求先住所:クレジットカード、スマホキャリア(請求書の送り先が違うケースあり)
    我が家は“住所変更スプリント”と名づけて、15分だけ集中して一気に更新しました。終わったら家族LINEに「更新リスト」を共有して、漏れを可視化。
    とくに定期便は“次回出荷日”を必ず確認し、旧住所への誤配送を未然に止める。

インターネット・Wi-Fiの接続確認

在宅勤務や子どもの学習にはネットが命。初日に「つながる・安定する・全員使える」を確認します。
手順の目安

  1. 光回線ならONU→ルーターの配線を確認(電源・ケーブルの差し直し)

  2. ルーターのSSIDとパスワードを家族で共有(本体側面のラベルを写真保存)

  3. スマホ→PC→タブレットの順で接続し、ビデオ通話が途切れないか簡易テスト

  4. 2.4GHz/5GHzの両方を使い分け(遠くは2.4、速度重視は5)

  5. 置き場所は家の中心・床から離す(電子レンジ横は避ける)
    工事がまだの場合は、モバイルルーターやスマホのテザリングで“暫定ネット”を確保。オンライン会議がある日は、前夜のうちに接続テストを済ませると安心です。子ども端末にはフィルタリングや時間制限の設定も早めに。
    初日に最低1台で通信確認→家族全員の端末を順番に登録し、翌朝の“接続渋滞”を防ぐ。

学校・園・勤務先への連絡(初日メモ)

正式書類の切り替えは後日でも、初日は“連絡先だけ”先に伝えておくと安心です。

  • 園・学校:連絡帳アプリの住所更新、緊急連絡先の再確認

  • 会社:人事・経理に新住所を共有(通勤手当や郵送物に影響)

  • 翌営業日に電話やメールを送れるよう、連絡窓口をメモ化
    私は翌日の朝一で送るテンプレを下書きして、寝る前に夫婦で最終チェックしました。
    “先に知らせておく”だけで、後日の書類切替がすんなり進む。

金融・保険・公共料金の住所変更(初日メモ)

初日は時間が取りにくいので、やるべき先を“束ねて”メモ化します。

  • 銀行・証券・保険:マイページの住所/本人確認書類の一致が必要な場合あり

  • 電気・ガス・水道:請求先住所の変更(支払いが紙請求なら要注意)

  • 自動車関連:駐車場・車庫証明、任意保険の住所・使用目的の見直し

  • 各種ポイント:新住所に合わせて近隣店舗情報を更新
    配送先だけでなく“請求先住所”も同時に更新し、支払いトラブルを未然に防ぐ。

この章は、“今日やると効果が大きい最小セット”に絞っています。残りは「住所変更リスト」を家族で共有して、数日かけてコツコツ潰していけば大丈夫。新生活の滑り出しが、ぐっと軽くなります。

子どもと過ごす「安心の初日」をつくる工夫

お気に入りのおもちゃ・絵本をすぐ出す

引越し初日は、大人以上に子どもが不安になりやすい日。私は到着したら段ボールを開ける前に、まず“初日バッグ”からお気に入り一式を取り出します。中身は、ぬいぐるみ/いつもの絵本2〜3冊/軽いおやつ/水筒/薄手のブランケット。床にブランケットを広げて“いつものコーナー”を作ると、部屋は変わっても気持ちの拠り所ができます。

年齢別のひと工夫も効果的。未就学児なら「お片づけ絵本」を1冊入れておけば、荷ほどき中の待ち時間も穏やか。小学生なら折り紙や色鉛筆をセットして“新しいおうちの地図”を一緒に描くと、探検のワクワクに変わります。

我が家では、娘がぬいぐるみを抱えながら「ここが“くまちゃんのベッド”ね」と勝手に寝床を決めてくれて、その瞬間から部屋が少し自分たちの色になりました。大切なのは、完璧な準備より「最初の5分で安心の場を作る」こと。泣きそうな空気も、ぐっと和らぎます。

一緒に「新しいおうち探検」

荷ほどきは山ほどあっても、最初の10分だけ“家じゅうツアー”の時間を作ります。「ここがキッチン」「ここはパパのデスク」「この引き出しは危ないから触らない」など、部屋ごとの役割を楽しく紹介。写真を撮って“新居アルバム”に残すと、のちの思い出にもなります。
探検には“お手伝いクエスト”を混ぜるのがコツ。

  • 玄関:スリッパを家族分並べる

  • 洗面所:ハンドソープを置く/タオルを掛ける

  • 子ども部屋:ゴミ袋を1枚広げて紙くずだけ集める
    達成したらシールを1枚。小さな成功の積み重ねが、自信になります。引越しは大人にとっては作業でも、子どもにとっては冒険。「一緒に楽しむ姿勢」を見せるだけで、家族の空気がふっと軽くなります。

新しい環境の安全チェック

探検の流れで“5分セーフティ点検”を一緒に実施。私はスマホのメモに固定のチェックリストを入れておき、初日に最低限だけ確認します。

  • コンセント:未使用口にカバー、電源タップは手の届かない高い位置へ

  • 窓とベランダ:クレセント錠の施錠/サッシの隙間に指を挟まないよう声かけ

  • キッチン:包丁・洗剤を高所へ/引き出しのチャイルドロック(仮でもOK)

  • 浴室:給湯器の上限温度を40℃前後に設定/滑り止めマットの仮敷き

  • リビング:テレビや棚を壁寄せし、段ボールは積みすぎず“2段まで”

  • 玄関:ドアクローザーの速度確認(指はさみ防止)/鍵の管理ルールを共有
    危険を“全部なくす”のは数日かかりますが、初日は「致命的なリスクだけ先に潰す」方針で十分。私は、段ボールのカッターや六角レンチなど工具類を“赤い袋”にまとめ、子どもの手が届かないキッチン上段に置くと決めています。
    最後に、子どもと”お約束”を2つだけ復唱。「ベランダは大人と一緒」「キッチンは料理のとき入らない」。短く、覚えやすく、毎回同じ言い方で伝えると徹底しやすいです。

この3ステップ(安心コーナー→楽しい探検→5分点検)を回すだけで、初日の不安はかなり下がります。荷ほどきが半分でも、子どもの表情が落ち着いていれば、その日はいちばん大事なことができています。

近隣との挨拶・新生活のスタート準備

近隣への挨拶

引越し後の第一歩は、「顔を合わせてご挨拶すること」
近所の方に「どんな人が越してきたのか」が分かるだけで、安心感が生まれます。特に子どもがいる家庭では、生活音やゴミ出しのタイミングなど、ちょっとしたことで印象が変わるもの。だからこそ、最初の印象を大切にしたいですね。

我が家では、引越し当日の夕方に、近所3軒と上下階のお宅にお菓子を持って伺いました。小さな焼き菓子やドリップコーヒーの詰め合わせなど、「気軽に受け取ってもらえる500円前後のプチギフト」がちょうど良い印象です。
「ご挨拶に伺いました。これからお世話になります。」とひとこと添えるだけでも、ぐっと雰囲気が和らぎます。

また、マンションやアパートの場合は、管理人さんや大家さんにも挨拶を忘れずに。特に管理人さんは、ゴミ出し場所や共用スペースの使い方など、生活の基本ルールを教えてくれる心強い味方です。
戸建ての場合は、町内会や自治会長への挨拶も早めに済ませておくと、地域行事の案内や防災情報も受け取りやすくなります。

「忙しくてまだご挨拶できていない…」という場合は、無理をせず、落ち着いたタイミングでOK。夕方や週末の17〜18時頃が在宅率も高く、訪問しやすい時間帯です。

ゴミ出しルールや収集日を確認

引越し初日に見落としがちなポイントが、地域の「ゴミ出しルール」
自治体ごとに分別や収集日が異なり、間違えると回収されなかったり、近隣から注意を受けることもあります。

私の地域では、「プラごみ」と「容器包装プラ」が別日で、最初は混同してしまい出し直しになりました。引越し直後は段ボールや梱包材も多く出るため、初日にルールを把握しておくと安心です。

確認方法のポイント:

  • 自治体のホームページで「ごみ分別表」をダウンロード

  • 管理人室・掲示板・ゴミ置き場の案内を写真で記録

  • 回収日のカレンダーをスマホに登録(家族と共有)

また、段ボールは「紐で縛る」「雨の日は出さない」など地域ごとに細かい決まりがあるので、事前チェックを。私はGoogleカレンダーに「燃えるゴミ」「資源ごみ」などの繰り返し予定を入れて、“忘れない仕組み”をつくりました。

分別ルールを守ることは、地域の信頼を築く第一歩。
わからないときは近隣の方や管理人さんに「これ、どの日に出してますか?」と聞くと、自然に会話も生まれます。

家族会議で翌日の予定を共有

引越し初日は、気づけば夜になっていることも多いですよね。
バタバタのまま眠ってしまうと、翌朝「何から片づけよう?」と混乱しがち。
そこでおすすめなのが、寝る前の「5分家族ミーティング」です。

我が家では、夕食後に家族みんなで「明日やること」を話し合いました。

  • 段ボール:どの部屋から開ける?

  • 家電:まだ動作確認していないものは?

  • 買い出し:足りない日用品は?

  • 子ども:どのおもちゃ箱から開けたい?

子どもも一緒に参加させることで、「自分も引越しの一員」という自覚が芽生え、翌日のモチベーションにもつながります。娘は「おもちゃ箱から開けたい!」と張り切って、翌朝すぐに自分で箱を開けていました。

また、夫婦間では「どちらが役所に行くか」「荷ほどきと買い物の分担」などを確認しておくと、無駄な動きが減ります。
「完璧じゃなくていい、明日の動きを“見える化”する」だけで、引越し2日目が格段にスムーズになります。

初日は体も心も疲れますが、

  • 近所への一言挨拶

  • ゴミ出しルールの把握

  • 家族での翌日共有

この3つを押さえることで、「暮らす準備」が一気に整います。
新しい土地での第一歩を、あたたかい関係と小さな安心から始めていきましょう。

まとめ|「完璧」より「安心」を優先してスタートを

引越し初日は、すべてを片づける日ではなく、「生活の土台」を整える日。
電気・水道・寝る場所・食事・安全、この5つが揃えば十分です。
焦らず、家族が安心して笑顔で過ごせる空間をつくることが、いちばんのスタートライン。

明日の自分にバトンを渡す気持ちで、「今日はここまでできたね」と声をかけてあげてください。
少しずつ、あなたの家らしい温もりが、新しい暮らしを包んでいきます。

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