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卒業式でも父親がノーネクタイでおしゃれに決まる!品よく見せる服装術

入学・卒園・入園の準備

子どもの卒業式、父親の服装って意外と悩みますよね。スーツは決まったけれど、「ネクタイはしたほうがいい?」「ノーネクタイでも浮かないかな?」と迷う方も多いはず。私の夫もまさにそうでした。でも最近は、フォーマル一辺倒ではなく“カジュアルフォーマル”が増えてきています。

この記事では、ノーネクタイでも格好良く見える卒業式コーデのコツを、実際の体験をまじえて紹介します。

ノーネクタイでもOK?卒業式の服装マナーを知ろう

学校や地域によって卒業式の雰囲気はさまざまですが、近年は「きちんと感」があればノーネクタイでも失礼にあたらないケースが増えています。特に公立校では、先生方もスーツスタイルにネクタイなしで出席していることが多く、堅苦しすぎない“スマートフォーマル”が一般的になりつつあります。

私が参加した卒業式でも、全体の3割ほどのお父さんがノーネクタイでした。
きちんとプレスされたシャツにジャケットを羽織っていれば、写真に写っても「カジュアルすぎる印象」はありません。むしろ、柔らかい印象で親しみやすく見えることもあります。

ただし、ノーネクタイを選ぶ場合は「清潔感」と「品の良さ」を欠かさないことが大前提。たとえば、シャツの襟がヨレていたり、スーツにシワがあると、全体がだらしなく見えてしまいます。ノーネクタイ=ラフではなく、“上品な抜け感”を演出することがポイントです。

ノーネクタイでも避けたい服装の例

  • シャツがヨレヨレ
     アイロンをかけていないシャツは清潔感が一気に失われます。襟や袖口の汚れにも注意。

  • 靴が汚れている
     どんなにおしゃれでも、足元がくすんでいると印象が台無しになります。前日までに磨いておきましょう。

  • 派手な色のジャケットやパンツ
     卒業式はあくまで式典です。ネイビー・グレー・ブラックなど、落ち着いた色味を選ぶのが無難です。

見た目の印象は「服の値段」ではなく、「手入れが行き届いているか」で大きく変わります。
ネクタイがなくても、シャツ・ジャケット・靴の3点を丁寧に整えるだけで、きちんと感は十分に出せるのです。

ノーネクタイスタイルは、今の時代の「自然体な父親像」とも言えます。
肩の力を抜きつつも、式の厳かさを尊重した装いで参加すれば、周囲からの印象も良く、家族の晴れの日にふさわしい姿になります。

清潔感を出すノーネクタイスタイルのポイント

ノーネクタイスタイルは、着こなし方次第で「こなれたおしゃれ」にも「だらしない印象」にもなってしまいます。実は、ネクタイがない分、全体のバランスや清潔感がより重要になります。少しの工夫で、きちんと感と抜け感を両立させましょう。

襟元をすっきり見せるのが第一印象の鍵

ネクタイをしない場合、最も目が行くのが襟元です。第一ボタンを開けすぎるとだらしなく見え、逆にすべて留めると窮屈な印象になります。理想は、第一ボタンをひとつ開けて首まわりに余裕をもたせること。

シャツの種類にも気を配ると、印象がぐっと洗練されます。
特におすすめなのが、ボタンダウンシャツスタンドカラーシャツ。襟の形がきれいに立つので、ノーネクタイでも立体感が出やすく、写真に写っても清潔感があります。

また、シャツの素材も大切です。柔らかいオックスフォード生地や、光沢のあるブロード生地など、上質な素材を選ぶと自然な“きちんと感”が生まれます。シワが目立たない素材を選べば、式の最中も安心です。

ジャケットで全体を引き締める

ノーネクタイでもフォーマルさを保つためには、ジャケットの存在が欠かせません。色はネイビー、チャコールグレー、ブラックなどの落ち着いたトーンが定番です。特にネイビーは「清潔感」「誠実さ」「上品さ」をすべて兼ね備えた万能カラー。

素材は季節に合わせて選ぶのがポイント。春の卒業式なら、ウールやツイル素材の軽やかなジャケットが好印象です。ツイードやコットンジャケットも季節感が出ておすすめです。

さらに、シワのない状態で着ることが何より大事。
出発前に軽くスチームアイロンをかけるだけで、全体が引き締まって見えます。ポケットチーフを差したり、腕時計やベルトを上品なものにするだけでも、フォーマル度がぐっと上がります。

「ラフだけど品がある」を意識して

ノーネクタイスタイルは、形式にとらわれすぎない“今どきの父親スタイル”ともいえます。
清潔感・落ち着き・上品さ、この3つを意識していれば、多少カジュアルでもしっかりとした印象になります。

「ラフだけど品がある」というバランスが、卒業式にふさわしい理想の装い。
子どもの晴れ舞台に並んでも恥ずかしくないように、シンプルながらも丁寧に整えた服装で参加すれば、きっと家族にも好印象を与えられます。

父親らしい“落ち着き”を出すアイテム選び

ノーネクタイでも「きちんと見える父親」に仕上げるためには、小物選びがとても重要です。アクセサリーや身につけるアイテムは、派手に主張するものではなく、上品に“控えめな存在感”を放つものを選ぶのがポイントです。細部まで丁寧に整えることで、ネクタイなしでもフォーマル感をしっかり演出できます。

ポケットチーフで華やかさをプラス

ノーネクタイの装いは、どうしても首元がシンプルになりがち。そんなとき、ポケットチーフをさりげなく差すだけで、印象がぐっと華やかになります。特に白やシルバーの無地チーフは、清潔感と品の良さを両立できる万能アイテムです。

たとえば、ネイビーのジャケットに白いチーフを合わせると、写真映えも抜群。春の卒業式らしい明るさが加わります。逆に、柄入りの派手なチーフは控えめに。あくまで主役はお子さんですから、脇役として「上品な華やかさ」を意識するのが正解です。

折り方にも気を配りましょう。きっちり四角く折る「TVフォールド」は、フォーマルな印象を与えます。一方、軽く差し込む「パフドスタイル」は柔らかく自然な雰囲気に。自分のキャラクターやスーツの雰囲気に合わせて選ぶと、より洗練された印象になります。

ベルトと靴を統一して全体を引き締める

意外と見落としがちなのが、小物同士の色や質感のバランスです。特にベルトと靴の色がちぐはぐだと、全体の印象が一気に崩れてしまいます。ベルトと靴は必ず同系色で統一することが基本。

ブラウン系でそろえると柔らかく温かみのある印象に、ブラックでそろえると引き締まって落ち着いた印象になります。どちらを選んでも構いませんが、ジャケットやパンツとの調和を意識するとより好印象です。

また、靴はピカピカに磨いておくことが大切です。どんなに上質なスーツを着ていても、靴がくすんでいるだけで台無しになってしまいます。卒業式前日に軽く磨いておくだけで、見た目の印象は驚くほど変わります。

時計やバッグも“控えめで上質”を意識

フォーマルな場では、アクセサリーを増やしすぎないことも重要です。時計はシンプルなレザーベルトタイプ、バッグは黒やネイビーのビジネスバッグが無難です。派手な金属製の腕時計や、スポーティーすぎるリュックは避けた方がよいでしょう。

全体の印象を左右するのは、「何を持っているか」よりも「どう整っているか」。小物の統一感があると、父親らしい落ち着きと信頼感が自然とにじみ出ます。

ノーネクタイでも、こうした小物の力を借りることで、ぐっと大人らしく、堂々とした装いに仕上がります。
子どもの門出を見守る日だからこそ、細部に心を配り、控えめな中に誠実さが伝わるスタイルを目指しましょう。

実際に見て感じた!ノーネクタイ父親の印象

卒業式当日、私が実際に見たノーネクタイのお父さんたちは、どの方もどこか余裕があり、「自然体でおしゃれ」という言葉がぴったりでした。無理に格好をつくろうとせず、それでも全体に品がある——そんなバランスがとても心地よく感じられたのです。

たとえば、ネイビーのジャケットに白シャツ、ベージュのパンツを合わせたお父さん。ネクタイこそしていないものの、靴や時計などの小物が丁寧に整えられていて、「きちんと準備してきた感」がありました。こうした姿を見ると、「ノーネクタイ=ラフ」ではなく、「抜け感があるのに品がある」という印象に変わります。

一方で、同じノーネクタイでも、残念に見えてしまうケースもありました。シャツにシワが残っていたり、靴がくたびれていたり、ジャケットのサイズが合っていなかったり……。たとえ高価なスーツでも、手入れがされていないと清潔感が損なわれてしまいます。

卒業式はお子さんにとって一生に一度の節目の日。「親としての姿勢」が服装にも表れると感じました。シワのないシャツ、磨かれた靴、整った髪型——それだけで全体が引き締まり、写真に残ったときの印象もぐっと良くなります。

また、周囲のママたちの視線も意外と細かいものです。「あのパパ、ノーネクタイでも素敵ね」と感じさせるお父さんは、全体の統一感が取れています。ジャケットとパンツの色のバランス、腕時計やバッグのシンプルさ、姿勢の良さ。どれも小さな要素ですが、それが積み重なることで、周囲に“品のある印象”を与えるのです。

服装選びに迷ったときは、「子どもの晴れ舞台にふさわしいかどうか」を基準に考えるのが一番です。
派手すぎず、手を抜きすぎず、「家族の誇りとして並んで立てる服装」を意識すれば、自然と答えは見えてきます。

卒業式という特別な日こそ、父親自身も“節目の一員”としての自覚を持ち、見た目からもその想いを表現できると素敵ですよね。

家族で統一感を出すとさらに好印象に

卒業式では、家族全員が写真に残ることが多いですよね。そのため、父親の服装だけでなく、家族全体の“統一感”を意識することが大切です。どんなに父親の装いが洗練されていても、母親や子どもの服装とトーンがバラバラだと、全体がちぐはぐに見えてしまいます。

特に、母親がフォーマルなスーツやワンピースを着ている場合、父親がノーネクタイだと少しカジュアルすぎる印象になることがあります。そんな時は、素材感や色味を合わせてバランスを取るのがおすすめです。

家族で色のトーンをそろえる

たとえば、ママがベージュ系のスーツを着るなら、パパはネイビーやグレーのジャケットを合わせると落ち着いた印象に。子どもが制服やフォーマル服を着ていれば、全体が自然にまとまります。
また、家族で“明るすぎず暗すぎない中間トーン”を意識すると、写真映えも抜群。 春らしい柔らかさを感じさせつつ、きちんとした印象をキープできます。

写真を撮るときに「誰かひとりだけ浮いて見える」ということがないように、服装の色味・素材・テイストをあらかじめ話し合っておくと安心です。

素材と小物で統一感をプラス

色だけでなく、素材感をそろえることもポイントです。たとえば、ママのスーツがツヤ感のある生地なら、パパもツイルやウールなど少し上質な素材を選ぶとバランスが取れます。

靴やバッグなどの小物も、全体のトーンに合わせると統一感が出ます。ママのバッグがベージュなら、パパの靴はブラウン系など、どこか一部をリンクさせるだけでも“お揃い感”が自然に生まれます。

家族写真を意識したコーデの考え方

卒業式はその日限りではなく、写真として何年も残る大切な日です。だからこそ、「後から見ても品よく見えるか」という視点が大事。流行よりも、シンプルで落ち着いたコーデを意識すると長く愛せる一枚になります。

我が家では、事前に服装を並べて全体のバランスをチェックするようにしています。「この色どう思う?」と家族で話しながら決める時間も、式を迎える楽しみのひとつ。特別な日を“家族で迎える”という気持ちが、自然と服装にも表れます。

家族全員の装いが調和していると、周囲からの印象もより良くなります。
卒業式はお子さんの門出の日であると同時に、家族の絆を感じる日。服装の統一感は「私たちはひとつのチーム」という温かいメッセージにもなるのです。

まとめ|ノーネクタイでも“清潔感と統一感”で格好良く

卒業式の父親スタイルは、ネクタイの有無よりも「印象の整え方」が核心です。まずはシワのないシャツ、上品なジャケット、磨いた靴という基本の三点を丁寧に整えること。ここに家族全体の色味と雰囲気の統一感が加わると、写真でも実際の場でも落ち着いた存在感が生まれます。明日困らない父親コーデの最短ルールは、清潔感・サイズ感・統一感の3つ。

前日の準備として、スチームで襟と前立てのシワを取り、靴はつま先と側面を軽く磨き、ベルトと靴の色を合わせておきましょう。シャツは襟の開き具合を鏡で確認し、ジャケットは肩幅と袖丈が合っているかをチェック。ポケットチーフは白系でTVフォールドにすれば、過度に主張せず“きちんと感”だけを添えられます。

家族との打ち合わせも忘れずに。ママや子どもの装いとトーンを共有し、当日の朝に最終確認をしておくと安心です。会場では姿勢と表情が仕上げの一手。背筋を伸ばし、写真撮影の瞬間はジャケットのボタンを一つ留めるだけで印象が引き締まります。

子どもの節目に寄り添う日こそ、装いに宿る心配りが場の空気をやわらげます。背中で応援が語れる装いを整えて、晴れの門出を自信をもって見送りましょう。

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