「入学準備って、思った以上にお金がかかる…」と悩んだことはありませんか?ランドセルや学用品だけでも出費がかさむのに、細かな持ち物まで揃えるとあっという間に数万円単位になります。私も子どもの入学前にリストを見て「これ全部買うの?」と驚いた一人です。そんなときに頼りになったのが100均グッズ。工夫すれば十分使えるアイテムばかりで、家計も大助かりでした。
本記事では、私が実際に使って良かった入学準備向けの100均アイテムを10点紹介します。子どもとの会話や家庭での工夫も交えながらまとめているので、きっと参考になるはずです。
学校生活に欠かせない文房具アイテム
名前つけに便利なラベルシール
入学準備で避けて通れないのが「名前つけ」です。鉛筆や消しゴム、クレヨンに定規など、とにかく細かい持ち物が多くて、1つひとつに手書きで名前を書くのは大変。特に夜、子どもが寝たあとに黙々と作業していると、「まだ半分も終わってない…」とため息が出ることもありました。
そんなときに役立ったのが100均のラベルシールです。サイズもいろいろあり、鉛筆用の細長いタイプから、ノートやファイル用の大きめタイプまで揃っていました。貼るだけで名前つけが完了するので、作業効率がぐんと上がります。さらに、息子と一緒に「恐竜柄にする?それともシンプルな無地?」と選ぶ時間も楽しく、子ども自身が持ち物に愛着を持ってくれるのも良いところです。
一番大切なのは、親の負担を減らすだけでなく、子どもが自分の持ち物を大切にする気持ちを育てられること。 シールを貼る作業を一緒にすると、自然と「これは自分の物なんだ」という実感も生まれていました。
丈夫で使いやすい鉛筆キャップ
小学校生活で毎日のように使う鉛筆。ランドセルの中で芯が折れてしまうことも多く、最初は「予備の鉛筆を多めに入れればいいかな」と思っていたのですが、意外と消耗が早くてびっくりしました。そこで役立ったのが100均の鉛筆キャップです。
種類も豊富で、透明タイプ、アルミ素材、キャラクター柄まで揃っています。息子はキャラクターものを選んで大喜び。「お気に入りだからちゃんとつける!」と自分から習慣化してくれるようになりました。最初のうちはキャップを外し忘れて先生に注意されたこともありましたが、「今日はどの色にする?」と毎朝選ばせるようにすると、忘れることも減りました。
キャップは予備も含めて多めに購入しておくのがおすすめです。なくしてしまっても100均なら気軽に買い足せるので安心感がありますし、衛生的にも定期的に新しいものに替えてあげられます。「安いからこそ、清潔に保ちながら習慣をつけられる」のが100均アイテムの魅力だと実感しました。
ミニサイズのハサミや定規セット
低学年の子どもにとって、道具のサイズ感はとても大事です。大人用のハサミでは持ちにくく、定規も30cmの長いタイプだと筆箱に入らず困ることもあります。そんな悩みも100均で解決できました。
安全カバー付きのミニハサミは手に馴染みやすく、切れ味も問題なし。最初は「100均だから大丈夫かな?」と少し不安もありましたが、実際に使ってみると十分でした。私は学校用と家用に同じものを2つ用意。子どもは「おうちと同じだから安心する」と嬉しそうに話していました。
また、定規も15cmや20cmのコンパクトサイズがあり、子どもの筆箱にちょうどいい大きさ。算数の授業で使うときも扱いやすく、落としても壊れにくいので安心です。色違いやデザイン違いで何本か揃えておくと、なくしたときもすぐに対応できて便利でした。
「子どもに合ったサイズを選ぶこと」こそ、学用品選びで失敗しない最大のポイント。 100均にはそのニーズに応えるアイテムが揃っているので、本当に助かります。
給食・お弁当関連グッズ
箸・スプーンセット
学校生活で毎日使うお箸やスプーンは、思った以上に消耗が早いアイテムです。100均にはケース付きのセットが豊富にあり、洗い替え用として複数購入しておくととても便利でした。特に、月曜日の朝に「あれ?昨日の夜に洗うの忘れてた!」と気づくこともあり、替えがあるだけで朝のバタバタがぐっと減ります。
我が家では子どもに「今日は青いスプーンにする?それとも赤にする?」と選ばせるようにしました。そうすると「今日は赤がいい!」と楽しそうに準備してくれて、自分のことを自分でやる習慣にもつながりました。親が用意するだけでなく、子ども自身が関われる工夫を取り入れると、毎日の準備がスムーズになります。
給食袋やランチクロス
「月曜日は持ち帰った給食袋をそのまま置きっぱなし」というのが我が家のお決まりでした。ランドセルの奥に入ったままで気づかず、「あれ、洗濯してない!」と慌てることも少なくありません。そこで100均の給食袋やランチクロスを数枚まとめ買いしてストックするようにしました。
子どもが気に入る柄を一緒に選ぶと、毎日「今日はこれにしようかな」と楽しそうに準備してくれます。洗濯が間に合わない日も「予備があるから大丈夫」と気持ちに余裕が持てるのも大きなメリットです。私は柄違いで5セットほど揃えましたが、結果的にこれが大正解。兄弟姉妹がいるご家庭なら、柄を変えて揃えると間違えにくくなっておすすめです。
「数をそろえておくことで心の余裕が生まれる」——これは給食袋やランチクロスに限らず、入学準備全般に通じる考え方だと思います。
水筒用の肩ひもカバー
夏場や遠足など、水筒を持ち歩く時間が長いと「肩が痛い」と子どもからよく言われました。ランドセルと水筒を一緒に背負うと特に食い込みやすく、下校時には疲れた様子で帰ってくることも。そんなときに見つけたのが100均の肩ひもカバーです。
取り付けもマジックテープ式で簡単。ふわっとしたクッション素材で肩への負担が減り、子どもが「これ付けてると全然違う!」と喜んでくれました。見た目もかわいらしい柄やシンプルな無地などバリエーションがあるので、好みに合わせて選べるのもポイントです。
また、私は洗い替え用に2つ購入して交互に使っています。汗や汚れがついても気軽に洗えるので衛生的です。体の負担を軽くする工夫をしてあげることは、毎日安心して通学させるために欠かせません。
登下校や日常に役立つアイテム
レインコート・レインバッグ
小学生になると、天気に関係なく自分で登下校しなければならない日が多くなります。特に突然の雨は親としても心配の種でした。そんなときに助かったのが100均のレインコートです。ランドセルに入れておいてもかさばらない薄手タイプで、軽いのにしっかり防水してくれます。
実際に大雨に降られた日、息子がランドセルからスッと取り出して着ているのを見て、「準備しておいて良かった」と心から思いました。さらに、100均の専用レインバッグも一緒に持たせることで、濡れたレインコートをそのまましまえるようになり、ランドセルの中が濡れてしまう心配もなくなりました。
子どもは「雨が降っても大丈夫だよ!」と笑顔で話してくれ、少しずつ自信を持って登下校できるようになったようです。「不安を一つ減らす工夫をしてあげること」が、子どもの自立を支えるポイントだと実感しました。
防犯ブザー用ストラップ
防犯ブザーは学校から「必ずランドセルに付けるように」と指導されることが多いですが、付ける位置や使い勝手によっては意外と外れやすかったり、ストラップ部分が壊れてしまうこともあります。我が家でも新しいブザーを付けたその日に金具が外れて落としてしまい、慌てて探しに行った経験がありました。
そこで見つけたのが100均の防犯ブザー用ストラップ。カラーバリエーションも豊富で、子ども自身が気に入った色を選べるのが良かったです。息子は「今日は青がいい!」と嬉しそうに選び、毎朝ストラップを確認するのが習慣になりました。壊れてもすぐ買い替えできる安心感があり、親としても気持ちが楽になりました。
また、ストラップを少し長めにすると、ランドセルを背負ったままでもブザーに手が届きやすくなり、実際に緊急時に使える安心感が増します。「安全に直結するアイテムは、壊れても気軽に替えられる100均で揃える」——これは我が家の鉄則になっています。
まとめ|100均を賢く活用して入学準備を楽しもう
入学準備は出費も手間も多くて大変ですが、100均アイテムを取り入れることでグッと楽になります。文房具から給食グッズ、収納や防犯アイテムまで、工夫次第で十分に使えるものばかり。大切なのは「子どもが使いやすいかどうか」と「家庭の生活に合うかどうか」です。 ぜひ必要なものを見極めながら、100均を味方にして楽しく準備を進めてみてください。入学式の日、子どもが自分で準備できる姿に成長を感じられるはずです。